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春か?
先日の雨が暖かい空気を運んできたので、ブエノスアイレスにまた陽気が戻ってきた。昼ならまだ半袖でも大丈夫そうだ。


ブラジルのサンパウロには300万人ものスラム住人がいると聞いた。

そこまででは無いにせよここも貧しさに行き詰まっている人が多くいることに変わりは無い。路上でゴミ袋を漁る人たち、地下鉄の中や飲食店の中に入って来ては物を売る人たち。芸をして心付けを貰う子供たち。あるいは物乞い。そういう人たちに出会わない日は1度たりとも無い。…いや1度くらいはあるなあ…。

私が初めてアルゼンチンに来たのが2000年。次が2002年。その2年間の間にこの国は大きく変わってしまっていた。経済が崩壊し、生活に大きな痛手を受けた人は少なくない。

「人が捨てたゴミを堂々と漁る人間が現れるなんてアルゼンチンの歴史始まって以来のことだよ」

と知り合いがウンザリ顔で話していた。そうせざるを得ない人が今もこの街には多くいる。外国人旅行者たちが肉とワインに舌鼓を打つ、そのガラス1枚隔てた通りでは1つの家族がゴミを漁っている。その人たちのことを私は何も知らないから知ったようなことは何も言えないし、案外暗くなってないのかも知れないけれど、その風景に不条理さを感じるのは別に変わってるとは思わない。

最初に来たときは1ドルが1ペソだった。お金も全然持っていなかった私にとって外食するのもちょっとした出費で、友達と飲みに行ってもビールをガバガバ飲むのが勿体無くて、ウォッカのストレートを頼んでちびちび飲んでいたことを思い出す。その当時と比べると現在の通貨価値は3分の1。随分と住み易い場所になった。

反対に、ここに根を張って生きている日系人たちが日本に渡航するには、以前の3倍の旅費が必要となる。こっちが楽をする分だけあっちが苦労する、というのは「ワシには責任無いもんね。」と思いながらもどうも申し訳無い気がする。

科学が日夜進歩し世界がどんどん狭くなっていっても、ここのお年寄りたちと日本との距離はひらくばかりのように思える。けれど故郷を懐かしく語るその目は決して遠いものを見つめているようには見えない。きっと焼きついて離れない故郷が心の中にあるからなのだろう。
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by na1jp | 2006-04-26 06:50 | アルゼンチン共和国
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