「エクアドル本土」ってことで1つにまとめさせてもらいます。なかなかいい国ですよ。
この国の首都キトには語学学校が多く、日本人も多く学んでいるようです。数年前、通貨がスクレからUSドルに替わるときに、「物価が上がる」という話を聞いていたので、多少覚悟していましたが…拍子抜けするほど安い、のが印象です。キトで勉強しても良かったかなあ、なんて思いましたが、標高の高さがね…。あと夜8時以降、通りから人影が消えるのもちょっと怖かったです。
キトのクロワッサンは、なぜかやたらとウマイのですが、それ以外には大して夢中になる食い物もなかったので、滞在期間中は自炊をする機会も多かったです。…適当な料理ばっかり作ってた気もしますけど。それもこれもみんなキトの標高の高さのせい。シェラでもそうでしたが、標高が高いので沸点が上がらず、圧力釜でなければ米が満足に炊けません。パスタは更に閉口です…。
私がエクアドルを訪れた目的は2つ。1つは、「ヒピハパ」こと「パナマ帽」を購入すること。もう1つはエクアドルの奥地から、アマゾン川の支流に入り、船に乗ってペルー、コロンビアを経由してブラジルを横切り、大西洋側まで船旅をすることでした。
パナマ帽はうまいこと買えたんですがね。川下りの方は、アマゾン流域の大干ばつによってあえなく断念。ほんとお天気には振り回されっぱなしです(笑
まあ、それが「ガラパゴスへの道」を開いてくれたわけですが…。