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さようならブエノスアイレス
小雨が降るブエノスアイレス。


正午、お寺に寄ってから皆さんと食事に出掛ける。


長い時間ではなかったけれど、ブエノスアイレスでの数ヶ月間を振り返って、いろいろと話しました。「最後だから」ということで、厳しいこともいろいろと言われてしまいました。


最初は、生意気なことや、知ったようなことを、私はたくさん言いました。でも、関わりを持つ時間が長くなればなるほど、皆さんの苦労・苦悩がよく分かり、自分の身のほどが明らかに見えてきて、なにも言えなくなってしまいました。最後のころは、お茶を飲んでうなずいてばかりだったように思います。それ以外になにもできなかったのです。


皆さんにブエノスアイレスのお寺のことをもっともっと紹介したかったのですが、それがとても思い上がった行為のように思えてきて、結局ほかのことを書く機会が増えてしまいました。それはそれで、自分自身に対しての新たな発見もあり良かったのですが、もっと仏教的な内容を期待し、応援して下さっていた方々には申し訳無い気持ちでいっぱいです。


夕方、法事の準備があったのでお寺に戻り、皆さんとブエノスアイレスの阿弥陀如来にお礼をして、お寺を去りました。もういい加減オッサンなので涙も出ませんが、お別れするのはいつでも辛いものです。今後、またこのお寺を訪れる機会があることを期待してやみませんが、それは今分かることではありません。今できることは、この出あいに感謝することだけです。そうして無事日本に帰り着いたあかつきには、自分のいる場所からできる「お手伝い」を考えてゆこうと思います。


そうして、このブログを始めた当初書いていた通り、このブログは実質的には今日で終了です。帰国後、反省会的な更新を何回か行ない、その後でこのブログは終了させます。今後、別の形で私とブエノスアイレスのお寺との関わりは続いてゆくと思いますが、ネット上に公開するのは遠慮させていただこうと考えています。その内容は少し退屈だろうし、どういう方向に展開してゆけばいいのか、まだ自分自身でも見当がつかないからです。



日本に着いた後は、数日かけて知り合いのところを回り、京都の本願寺に参拝してから実家に戻ります。なので、次回の更新は8月の中ごろくらいになるでしょう。夏バテしてなければいいんですけどね(笑


それでは皆さん、また近々。


※追伸:離陸まであと11時間。今夜はちょっとした送別会です。
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by na1jp | 2006-07-24 07:42 | アルゼンチン共和国
El Soldadoのコンサートの写真
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↑ここが会場。スイパチャ通りとパラグアイ通りの角にある劇場「ND ATENEO」です。
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↑「チケット買うの余裕っしょ。」という我々の予想に反して、会場には長蛇の列(大げさではありません)が。
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↑午前0時。今から始まります。
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↑「キャー★」
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↑「うおぉぉぉ!!」
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↑今さらこんなことを言うのもなんなんですが、私は「ロック」というものの楽しさが今ひとつ分かりません。普段のルイスは、別に「ロックンロール的なオーラ」を出しているわけでも無く、料理が上手でおしゃべり好きなオッサンという感じです。見知らぬ歌手のコンサートであったなら、きっと見向きもしなかった、と思うんです。これも彼の「人徳」というものでしょうか。


ただコンサート終盤に、


「ビクトリアホテルのみんな。来てくれてありがとう。」


的なメッセージをルイスが発したことで、ビクトリア一味がモえたのは言うまでもありません。歌詞がもっとよく理解できていたらもっと良かったんでしょうけどね。でも、とても素敵なコンサートでした。評判もとても良かったみたいです。


そのロック歌手も、次の日の朝にはホテルの外廊下で日に当たりながら、飲むヨーグルトをすすっていました。ホントに昨日の人なんでしょうかね(笑



そして私は…大変な計算違いをしていました。


実は、およそ30時間後に日本に向けて飛び立つのですが…


荷造りをまったくしてません。


超マズイです!
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↑ああ、なんでこの街をこんなに好きなんだろうか。
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by na1jp | 2006-07-23 11:39 | アルゼンチン共和国
仏さまによろこばれる人になれ
昨日は飲まされてつぶされました。


本日は、7月の集会のときに、腰痛で寝込んでて来られなかった「O」さんのところに行くことにしてました。Oさんは私と同じ宗派のお寺の出身で、ひけらかすようなことは決してされませんが、非常に深い知識の持ち主なのです。


Oさんの家までの片道1時間の道のりを詳しく教えてもらうために、午後お寺に寄ったのですが、Oさんの腰がまだずいぶんと悪いので行かないほうが親切だ、と止められてしまいました。なんでも腰を治すために強力な指圧を受け、さらに悪化し、それを聞いた友人たちが見舞いに押しかけ、接待をし過ぎてただいま身動きとれなくなっているとのこと。


心配なのでお寺から電話をかけると、声はすこぶる元気そうなのでホッとしました。別れの挨拶を会って言えなかったことをひどく残念がっておられて、こちらが逆に恐縮です。


お体に障るのですぐに電話を切ろうと思っていたんですが、意外にもOさんは長話を始めてしまい、自分でも収拾がつかなくなり…まあ私もお説教しているときによくありますが、勢いづいて話し過ぎ、着陸地点を見失ってしまった、というやつです。



2時間ほどOさんのこれまでの人生についての貴重なスピーチを聞かされて、もうこの電話は一生終わらないのではないだろうか?と思っていたところ、ようやく話が無事終了しました。


「仏さまによろこばれる人になれ。」


その最後の言葉は、Oさんを知っている人ならば誰でも胸を打たれたろう、と思います。
ありがとうOさん。


宿に帰っていると、宿の前のチャカブコ通りでコンサート直前のルイス氏と遭遇しました。今晩でかいテアトロで歌う歌手なのですが、手には晩ごはんの材料を持ってました。どんな国でも、どんな仕事でも同じようなことが言えるんでしょうが、この国でも音楽家の8割以上が音楽だけで飯を食ってはゆけないそうです。だからルイスはビクトリアホテルなんかに軟禁されてるわけです。私語だとは思いますが、「ビッグ」になってもらいたい。そう思います。


コンサートまであと2時間。楽しみです。
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↑仏さま。よろこんでますかね?
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↑ビクトリアホテルの廊下。
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by na1jp | 2006-07-22 09:14 | アルゼンチン共和国
今日も
昼ごろ、宿にMさんがやってきた。


パスタでも食べませんか、ということだったんですけど、レストランに入ってメニューを見てから、「もうすぐ帰るのでやっぱり肉を食います。」と予定変更。Mさんも触発されて結局2人とも肉を食うことに。食後は、コーヒーを飲むために近所のドレーゴ広場まで足を運びました。
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雲1つ無い良い天気だったので、必要以上にオープンカフェでダラダラと話し込んでしまいました。Mさんからも、「また来るんだろ?」と尋ねられました。来れたら来たいですけどね。


そのあと、宿の住人マリアーノから、「頼んでたCD届いたよ。」と知らせがあったので、マリアーノが働くプエルト・マデーロ地区のレストラン兼CDショップ「Radioset」を訪ねました。
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↑プエルト・マデーロ地区。
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↑Radioset入り口。
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↑Radioset内部。
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↑マリアーノは写真家でもあるので1枚撮ってもらいました。でもあんまり写り良くないです(笑


こういう作業が帰るまで連日続くみたいです…。
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↑ルイスのコンサートのポスター。「El soldado」がルイスのアーティスト名です。
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↑天気が良いと夕方からの冷え込みが厳しいです。
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↑ビクトリアホテルの階段の窓。
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by na1jp | 2006-07-20 11:57 | アルゼンチン共和国
お礼を言うためウロウロしてます
宿で荷物の整理をしていると、住人ルイスが部屋に遊びに来る。

エクアドルで買ったパナマ帽を見つける。

かぶる。

自分に似合う形にいろいろと変えてみる。

破る。

逃げる。

アホー!


「逃げる」は嘘ですけど…まあ逃げたようなもんです。部屋を出てくときに泣きそうな顔で、


「あとでちゃんと縫うからね。ゴメンネ。」


って言ってましたけど、約束守ったためし無いかも。第一、破れたパナマ帽って縫って直せるんでしょうか?まあ、パナマ帽にはいろいろと楽しませてもらったので、ここで破れて使えなくなったとしても、「いいかな。」って思います。というのはあんまり本心ではないですが、それよりもルイスには、数日後に迫った大きめのコンサートを成功させてもらいたいです。頑張れルイス!



ここ数日、世話になった人たちにお礼を言って歩くので大忙しです。こういう作業はいやだないやだな、と思いながらも、猫のように完全礼儀無視で飛び立つと、非常に悪い印象を残すではないか、という虚飾も多少混じった作業に従事しています。


それと昨日は、お寺の役員を務めてくださっているダニエルさん(ベストキッドではありません)と一緒に夕食に出掛けました。男2人っきり、水入らずでとことん飲み…たかったんですけど、私の声が今あんまり出ないのと、病み上がりのお酒ですぐに出来上がってしまったので、ブエノスアイレスにしては早めのお開きとなりました。それでも、2人でいろいろと真面目な話をできたのは、とてもよかったです、個人的に。


およそ6年前。初めてブエノスアイレスに来たときのこと。ひょんなことでお寺に辿り着いた私は、ダニエルさんのお母さんとお会いしました。同郷のよしみからか、非常に私を気に入ってくださり、それが私にとって今でもブエノスアイレスを居心地良くさせている最大の理由であったりします。言わば「ブエノスの母」ですね。


ゆえに、亡くなられたのが今でも残念です。残念で仕方が無いです。


ただ、亡くなられたからこそ私は、「もう1度ブエノスアイレスを訪れよう。」と心に決めた、んだと思います。不思議ですね。そしてその後、1度ならず2度までもブエノスに再来したわけです…。
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↑平日でも賑わうフロリダ通り。自己中心的人間が多いので歩きにくいこと極まりない、です。
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by na1jp | 2006-07-19 08:24 | アルゼンチン共和国
もう終わってるのかも知れない
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先日の風邪の後から声が出なくなってしまいました。まあそれ以外に不自由は無いんで気にはしてないんです。一生治らないのは困りますけど。


久々に晴れたので、帰る前に1度洗おうと思っていたクツを洗う。洗うと予想以上にきれいになったのでビックリ。クツが汚いのは嫌われますからねえ。


洗ったクツを部屋に持って入り、中に新聞紙を詰めてストーブの前に立て掛ける。ストーブの前に置いておけば次の日には乾いてます。


ストーブの灯を見ながらボケーッとしていると、韓国人の「J」が訪ねて来た。仕事の途中で近くまで来ていたらしい。「J」とはスペイン語学校の友達の家で、ホームパーティーがあったときに知り合いました。ウダツの上がらない人間同士、共感できる部分があったんでしょう。1回も同じクラスになったことは無いし、一緒に勉強したことがあるわけでも無いんですが、なぜか時々連絡を取り合って、飯を食ったりしてます。


「ホントに帰るのかよ~??」


「ホントに帰るっつーの。」


何回聞かれても答えは変えられません。帰りますから本当に。寂しがってくれるのは有り難いですけど。


アルゼンチンに来てよかった。その心に偽りは無いですが、いろいろ考えていたことが結局なかなか上手くはいかなかった、ということへの悔いは残ります。勘違いをしていたり、甘い夢を見ていたり…。「J」と私はそこらへん、似たような悪態をつきます。


「自分が甘いのはよく分かってんだけどね…。」


2時間ほど話し込んだあと、「仕事がある」といって「J」は去ってゆきました。帰る前にもう1度会う約束をして。これから出国するまでの数日間は、人と会うだけで時間が消えてゆきそうです。
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by na1jp | 2006-07-17 23:15 | アルゼンチン共和国
季節はずれのブドウ
数日前、ビクトリアホテルの廊下を覆っていたブドウのツルが刈り取られました。そのまま放っておくと落ち葉だらけになってしまうからです。刈り終わってサッパリしたような、ますます寒々しくなったような。
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↑で昨日、廊下を歩いていると、まだブドウが垂れ下がっていました。きっと切り取らずに残しておいたんでしょうね。でも、ここのブドウはそのまま食べるには向いていません。食べてる人もたくさんいますけど…。


ホテル内には宿泊客(日本人も!)が増え、活気が出てきたようです。「ひとの噂も…」ということなのか、時期的なものなのか。私の隣の部屋も長いこと空いてたんですが、先日からカップルが宿泊しています。彼の方はフランス人なんですが、どうもブエノスアイレスの大気汚染が彼の体にこたえるようです。「Buenos Aires(きれいな空気)」と名付けられたこの街も、大都市に付き物の悩みを抱えています。あんまり気にならなくはなってますけど、どう考えても今のここの空気は「きれいな」とは呼べません。
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↑地下鉄の路線によっては、こんな車両も走ってます。
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by na1jp | 2006-07-15 04:39 | アルゼンチン共和国
やってしまいました…
腰が痛いんです。


遺伝的なものなのか、私の体の構造上の問題なのか、腰が弱いんですよ。母方が腰痛持ちなんでもっぱらそっちのせいにしてるんですが、昔から重いものを持ったり、妙な姿勢を維持しているとすぐに腰が痛くなるんです。


で今回の腰痛は昨日今日始まったものじゃなくて、4月くらいから徐々に始まってました。学生時代にも経験したことなんですが、ベッドの生活にどうも体が馴染まないんですよね。30年ちょっとの人生のほとんどの期間、畳の上に布団を敷いて寝るスタイルで通してますんで、ベッドの柔らかさでどうも腰が悪くなってしまいます。今回の旅行中は痛くなることも無かったんで大丈夫だと思ってたんですが…。まあ慢性的なのじゃないんで、布団の生活に戻ればすぐに治ると思うんですけど、とにかく、経験してみないと分からないと思いますが、腰が痛いとかなり凹みます。そして凹んでいるときに限って用事が多いもんです。



「明日いらしてください。」


その電話をいただいたのは火曜日のこと。初めてアルゼンチンを訪れたときから、よくしてもらっている「S」さんからの電話でした。こんな不良坊主でも、いざ帰るとなるとたくさんの人が別れを惜しんでくれるもので、「帰る前にもう1度お会いしたいです。」というお誘いを、このところよくいただきます。私も「また来れるかどうか分からない。」という返事しかできないので、皆さんなおさら「いま会っておかねば。」と思うのかも知れません。高齢の方が多いというのも、そんな感情を抱かせる理由なのかも知れません。


「1時にお待ちしております。」


ということだったんで、水曜日の正午、Sさんの家に向かう前に電話を入れる。すると、


「どうなさったんですか?11時から待ってるんですが…。」







ほへ???



すっとぼけて「11時」と「1時」を聞き間違えたんだろうか?いや、まぎらわしいからそこら辺ちゃんと3回も聞き直した。日系人、特に年配の人は、「時間に正確」なのを好む人が多い。そう思って準備してたのに…なんか聞き間違えたのかなあ。もしかして、


「じゃあいちじに…。」

と、

「じゅういちじに…。」


というような初歩的な聞き間違いを犯してしまったんだろうか?いーや、そんなことは絶対に無い。有り得ない!


と頭の中で結論付けても、実際にSさんはファミリーで私の到着を「午前11時から待ち続けている」というのは現在進行形で事実なんで、とにかく、できるだけ急いで行く以外に無い。とりあえずできるだけ急いで行きます。ご迷惑おかけして申し訳ありません。すぐ行くんでちょっと待っといて下さい。と電話を切り、本当にできる限り急いでSさんの家に向かう。


それでも家に着いたのはほぼ1時。待ちくたびれて怒ってるかなあ、と思ってたんですが、家族総出で大歓迎してもらい一安心でした。


その後は宴会のような状態になり、飲んでも飲んでも気がつくと私のワイングラスが満タンになっている状態で、文字通り「飲みまくり」でした。


いろいろと話し込んでるうちに、話題が「私の腰痛」に移り、


「もしよかったら、すこし指圧してさしあげましょうか?」


という流れになりました。Sさん一家はマッサージ師として生計を立てているので、前から1回お願いしたい、と思いながらも頼み損ねてたんです。この機会にちょっと指圧してもらって、体の悪いところを診てもらうのは悪くないアイデアです。「じゃあちょっとだけお願いします。」と階下の診療所に移動しマッサージを受けることに。


私、恥ずかしながら指圧というものを受けたことがありません。よくある20分程度の「クイックマッサージ」というのは何回か受けたことがあるのですが、本格的なのは未体験でした。いったいどういう感じなのだろうか?と思ってたんですが、










超気持ち良いじゃないですかコレ!!!










ベテランのマッサージというのはこんなに素晴らしいものなのか。いちいち指摘してくる「痛い場所」というのも的確で、その箇所への対処も丁寧で痛過ぎずゆる過ぎず。あまりの気持ちの良さにヘロヘロになって、うつ伏せ寝でヨダレを垂らしていると、


「ずいぶんお疲れのようですけど、ちょっとお休みになられますか?」


と言われ、「はあ、それじゃあちょっとだけ横になっても良いでしょうか。」と了解をとって2、30分眠ることに。マッサージ室1つを占拠し眠り続け、目が覚めたときはすでに夕方6時。3時間以上寝てる…。










そして…










スペイン語学校の筆記試験終わってるじゃん…。


そうです。その日は修了試験当日。そんなに遅くならないように失礼しよう、と思ってたのが、お別れをしたのは日も暮れてからのこと。ああああ、いったいオレはなにをやっていたんだろう。Sさん一家に喜んでもらえたのはいいが、試験…。まあ…終わったものは仕方が無いです。どうせ受けても落ちるときだってあるんだし…。修了証書だって別にそんなに欲しかったわけじゃないんだから。


「揉み返し」というのがどういう症状にあたるのか分からないんですが、S家から帰る途中から徐々に体が重くなり、宿に帰り着いたときにはとても立ってられなくなりました。しこたまワインを飲んだのも悪かったのか、帰ってからさらに眠ってしまいました。なんだか今までの疲れが全部出てきたような感じでした。


大した問題でない、と自分では思ってたんですがやっぱりショックだったのか。その晩、夢のなかにクラスメートたちが現われ、私のことを心配してくれていました。そういうことは非常に有り難いんですが、私にとっての1つの悪い前兆として「スペイン語の夢を見ると具合が悪くなる。」というのがあるんです。今朝目を覚ますと案の定、熱が出てました。その代わり、と言っちゃあなんですが、腰痛はすっかりと無くなっていました。とりあえずしばらくは腰痛の心配をしなくても済みそうです。
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by na1jp | 2006-07-14 11:44 | アルゼンチン共和国
回想中
お出かけに適した日など無い。


そんな日が続くようなら出かけることなど決してしない人なんですが、仕方が無いです。最近の天気の悪さに、ふとグァテマラのシェラを思い出していました。あそこはホントに天候に泣かされましたからね(笑


それから数日前の夜、ビクトリアホテルから歩いて数ブロックのところにあるスーパーマーケットに強盗が押し入り、そこを舞台に警官隊と強盗一味が銃撃戦を展開したそうです。その結果、警官1名、強盗1名が命を落としたらしいのですが、きつい話です。


シェラのホームステイ先で世話になったオバサン「エルビア」の長男さんは、中央公園のそばで働いていたんですが、ある日の午後、昼食を済ませて職場に向かって歩いている途中、警官と強盗の銃撃戦に巻き込まれ命を落としたそうです。その話はエルビアから直接聞いたわけではなく、近所のオシャベリがしてくれたんですが。そんな過去を持ちながらも、後から後からやって来る私みたいなロクでも無いののために、笑顔でいつも励ましてくれていたその優しさが思い出されます。


みんなどうしているだろうか。
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↑今日は宿の隣で火事がありました。いろんなこと起こり過ぎです。
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by na1jp | 2006-07-11 09:23 | アルゼンチン共和国
ああぁ…
時間が無いのです!


私は動きの遅い部門の人間であり、それを自覚して生きているつもりなので、余裕をもって帰り支度を始めたつもり、だったんですが…。いざ帰るとなると、「あの人にも会っておかなければならない。あそこにも一応行っておかなければならない。アレも1度喰っておかなければならない…。」と、やりたいことが後から後から溢れ出てくるのです。


ずいぶん前、京都で学生をしていたころも、「いつだって行ける。」と日ごろほとんど観光地に足を運ばなかったせいで、帰郷間際になって慌ててあちこちまわった記憶があります。あのころと全然変わってないではないか!とニヤリとしてみたり悲しくなったり。


今が天気の不安定な時期なのも不都合なことが多いです。天気の良い日はすごく寒い。暖かい日は天気がすごく悪い。といった調子なので、「不都合なことが多いです。」なんて舐めたことは言ってられません。とにかく思いつくことはドンドンやっていかなければ。
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↑酷い空です。
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↑天気の良い日曜日。知り合いの家の昼食に招待され、その後近くの蚤の市へ。「イタリアvsフランス」戦のおかげで普段より人も少なく、のんびり見てまわることができました。
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↑古本屋の猫。
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↑「スーパーマ○オ兄弟」だと思うのですが…ル○ージがなんか違うし、足に付いてるのは…??
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by na1jp | 2006-07-10 08:36 | アルゼンチン共和国
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