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ガラパゴスになんとなく安く行く方法
あくまでも「なんとなく安く行く方法」なんでどうぞご理解下さい。

まずガラパゴスツアーに限らず日本から南米へのパックツアーはメチャクチャ高いです。その分快適さと安全が保障されるのだと思いますが、それにしても高い…。それからいちいち土産店などに降ろされ、執拗な接客を受けるのも個人的に勘弁です。

というわけで、日本で手に入れるものは日本-キト(エクアドル)の格安往復チケットのみ、です。ヤフートラベルなんかで探せば簡単に手に入れることが出来ると思います。

エクアドルの首都キトの治安状況ですが、私的には概ね良好のように思います。
「明らかにヤバそうなところには近付かないこと」
「夜遅くに(特に1人で)出歩かないこと」
これくらいの常識を守っておけばまず大丈夫だと思います。あと「なんか嫌な予感がする…。」という野生の勘はできるだけ信用すること。これ大事です。

キトの旅行代理店は「アベニーダ・アマソナス」という街の中心地区に集中しています。ホテルもそこら辺に沢山あるので、アマソナス周辺に宿泊するのが便利で良いと思います。
もっと南の方に「ホテル・スクレ」という日本人パッカー御用達激安ホテルがあったりするんですが「ガラパゴス観光」に的を絞っているので、アマソナス周辺がなにかと都合がよろしいかと思います。

アマソナスでやることは、旅行代理店巡りではなくガラパゴス行きの便を取り扱っている航空会社を訪ねることです。
「Aero Gal(アエロ・ガル)」と「TAME(タメ)」の2社がガラパゴス便を扱っており、共にアマソナスから歩いてゆける距離にオフィスを構えています。場所がよく分からない時は、何十メートルかおきに「ドンデエスタ ○○○?」と聞いてみてください。多分辿り着けるはずです(汗
もしくはそこら辺の良さ気なホテルや旅行代理店で尋ねてみてください。

さて、キトで手に入れるものはキト-ガラパゴスのできるだけ安い往復チケットだけなのですが、期限に違いこそあれ帰りの日付を自由に変更できるオープンチケットのはずです。ちなみに私がAero Galで買った時は全て込みで400ドル弱しました。聞いたところによると、29歳以下ならば国際学生証を使って学割価格で購入できるそうです。無念…。

チケット代はキトからよりも「グアヤキル」という海側の都市からの方が安いのですが、キトはキトで面白いのでオススメです。それからガラパゴス後に日本に帰ることを考えるとやっぱりキトからの往復の方が良いと思います。あと、私がグアヤキルに行ったことがないんで…。

往復チケットを買う時の注意ですが、間違っても「サン・クリストバル島」には行かないで下さい。サンクリ島は、既にツアー申し込みを済ませている人がツアーをスタートさせるために向かうところですから、そっちに行ってしまうとどうしようもなくなってしまいます(どうにかなりますが)。
必ず「バルトラ島」で頼みましょう。

バルトラ島に着くと半強制的にサンタ・クルス島のプエルト・アヨラの町に輸送されます。アヨラに着いたらとりあえず適当な宿探しです。安宿は大抵水シャワーですが気合で浴びることは出来ます。私でも。
ちなみに経済的旅行者に有名な宿は「Los Amigos(ロス・アミーゴス」)」「Santa Cruz(サンタ・クルス)」あたりですが私は未訪です。どちらもバスが到着する埠頭から歩いて5分以内に着けます。タクシーで1ドルで乗せてってもらえますが、30秒以内に着くので損した気分になること請け合いです。
私が泊まったホテルは1泊10ドルでした。1つ目は「フランシス・ドレイク」。ここはシャワーは水ですが部屋はなかなか良かったです。もう1つは「エリサベス」というホテルでキッチンを使うことができました。とはいえガラパゴスは食材が高いので、男1人の自炊生活だと外で食事をするよりも高くついてしまうかも。ツアーが始まるまでの数日なんで素直に外食しておいた方が良いような気がします。

そしていよいよツアー探しです。
いろいろ聞いたところでは、やはりキトやグアヤキルで探すよりもプエルト・アヨラで探した方が安いみたいです。大型豪華客船によるツアーはオフシーズンでも軽く1000ドルを超えるのでこれは無理。安くあげるなら10~20人乗りの小型船一択となります。一応、大型船・小型船の長短所を挙げますと、

「大型船」

(長所)
・広い
・揺れない
・沢山の人と知り合える

(短所)
・乗降に時間がかかる
・誰が誰か分からなくなる

「小型船」

(長所)
・少人数なので1人1人と濃い付き合いができる
・釣り上げた魚で即料理可能(セビッチェとか)
・乗降にかかる時間が短い
・小回りが効く

(短所)
・狭い
・揺れる
・嫌いな人とも常に会ってしまう

といったところです。
プエルト・アヨラで安くチケットを買うことができるのは勿論なんですが、確実性を求め多くの人がキト、グアヤキルあるいは外国の旅行代理店を利用してツアー申し込みを行なっているのもまた事実です。売り手としてはより高く売れた方が良いわけですから、諸外国の方へ優先的に販売されているのかも知れません。けれど、10人・20人のツアーが常にきれいに完売するとは限らないわけで、余ったチケットは最終的にプエルト・アヨラに集まることになります。そこが狙い目です。

期日が迫ってくると1人、2人の空きを埋めるために代理店はバーゲン販売(叩き売り)を始めることがあります、というか始めます。格安でツアー申し込みができるチャンスです。
格安にならないまでもウェットスーツやシュノーケリングセットのレンタル料がタダにしてもらえるみたいです。
私も7泊8日のツアーを探している最中、3泊4日の良いツアーを格安で勧められました。が、3泊4日だとツアー内容にどうしても不満が出てくるので、一瞬(約1晩)揺らぎましたがパスしました。一生に1度の大イベント(?)です。ここまで来たら時間は惜しまず消費する覚悟をしましょう。
とにかく時間に余裕がないと安く上げることは難しいです。最低でも2週間の休みが欲しいところ。時期によると、もたもたしているとあっという間に空きが埋まってしまうみたいです。アヨラで買う時点で既にファイナルプライスなのだ、と自分に言い聞かせ最後の1歩を踏み出し申し込んでしまう勢いも時には必要です。男は度胸、女も度胸、です。


私にできるアドバイスとしてはこんなところでしょうか。役に立たない情報ですが気休めにでもなれば幸いです。
ガラパゴスは本当に美しいところでした。あなたも1度お試しあれ。きっと「大金を払ったが来るだけの値打ちがあった」と思うはずです。

(宣伝料欲しいです!)
by na1jp | 2005-11-23 06:57 | エクアドル共和国
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