半年まではいかないにしても、ブエノス生活がトータルで数ヶ月に及んできました。もうとっくにブエノスアイレスを離れてるはずだったんだけど、まだまだ居続けてしまいそうです。
カステジャーノも最近ではすっかりと諦めがつき…というか数ヶ月ではやはり限界があります。一生のライフワークにして死ぬまでになんとかしよう!
といったところで落ち着いていると言いましょうか…。
それよりも、言葉で不自由することが減ってきた分、本業の僧侶として、寺に足を運んでくださる方々の言葉にしっかりと耳を傾けてゆきたいと思います。
生活するぶんにはあまり不自由も無く、来た当初のようにチョリパン屋のレジで大混乱するようなことも無くなりました。ホテルビクトリアにも慣れ、近頃ではこの安ホテルを居心地良く感じることさえあります。泥棒だけは気をつけないといけないんですけどね。
そうそう、「泥棒宿ビクトリア」の噂が北はペルー・ボリビア方面まで轟いているそうです。「怨念」以上に人の噂というのは恐ろしいです。ホテル内で盗難事件が起こったのは事実なんですが、それにしても風の便りに聞くこのホテルの評判はちょっとかわいそう過ぎると思います。盗られた方のショックは大変なものだったと思いますが、吹聴されている噂にどんどん尾ひれが付いていってるみたいです。誰しも「泥棒宿には泊まりたくない!」と思うのは当たり前ですが、親日家のホテルのオジイチャンなんかは、きっと寂しい思いをすると思うんですよね。
悲しいことです。

↑今回のチームはみんなの思惑通りに勝ち進むのでしょうか?